サンスベリア・シリンドリカ・ロブスター(オバケ)の育て方

キジカクシ科チトセラン属

先日オザキフラワーパークでめっちゃ立派なサンスベリアと出会いました。

長細いものや平べったいものやとがったものが多い印象があったサンスベリアでしたが、太くそそり立っている立派な姿“オバケ”とも呼ばれる「ロブスター」。思わず手に取ってしまいました。

こんな凛々しいサンスベリアがあったとは…

近くの店員さんに声掛けしてポイントを伺ったり、後々調べた内容をまとめしました。
原産はアフリカの乾燥地のためコーデックスのように体内に水を貯めます。シリンドリカの場合は葉に水をためて多肉質な葉が丸々と太ります。乾燥にとても強く過湿を嫌います。水やりは控えめに乾燥状態を維持するのがコツだそうです。

他のサンスベリアと異なるポイントとしては、比較的に耐寒性が高く耐陰性が低い点です。サンスベリアと言えば耐陰性に強い印象ですが、シリンドリカは日当たり不足に注意しましょう。また、耐寒性に強いということは温かい室内では冬の間も休眠に入りにくいため完全に水を切るかどうかは様子を見て判断してください。

表記は「キリンドリカ」や「シリンドリカ」がありますが「cylindrica」と「C」なのでここでは「シリンドリカ」としておきます。

日当
日当たりを好みますが直射日光は避けた方がよいためカーテン越しの日当たりの良い場所か明るい日陰で。


過湿に弱く湿ったままだと調子を崩すためスリット鉢や素焼き鉢など通気性の良い鉢で。

生育期
春~秋の活動が活発。室内で育てる場合はレースカーテン越しの柔らかい日当たりで、屋外では直射日光をさけた日当たりと風通しの良い場所で。

休眠期(冬)
屋内でも床置きや窓際は寒くなるため避けますが日にも当てるようにしましょう。屋外の場合は晩秋・初冬には室内へ。

水やり
土が乾いたら底水が流れるまでたっぷりと水やりをします。梅雨時期や真夏の高温期には鉢中の蒸れを避けるためペースを落とします。

用土
水はけの良い土。サンスベリアは専用土もあり便利ですが無い場合は、多肉・サボテンの培養土で。

肥料
春の植替時に用土に肥料が含まれない場合には緩効性化成肥料を。春~秋の生育期には1ヶ月に1回程度の液肥。与えすぎに注意するため規定量より少なめで。

植替
植替前は土を乾かし古い土を落とし切らないように。黒く変色した根は切り落とします。縦に伸びるため縦長の鉢、大きく成長した場合は植替前より一回り大きい鉢に。植替後は水やりはせず葉水のみにして室内など風のあたらない明るい日陰に2週間ほど休める。

増方
5~7月にかけて株分けと葉挿しで。株分けは植え替え時に整理する意味で古株を切り分けて別の鉢へ、発根の無い内は支柱などで葉を固定する。葉挿しは上に伸びなくなる場合もあるため注意。

害虫
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニ