「この世のすべてをそこに置いてきた」ワンピースの終着点は実在した。宝石のような植物が所狭しと並ぶ「カクタス広瀬」さん

横浜近辺の観葉植物点を巡った時にちょうどお休みだったため訪問できなかった「カクタス広瀬」さんがどうしても気になっており、今回はカクタス広瀬さんをめがけて横浜まで行ってきました。

ナビに案内されながら道を何度か間違えた挙句に、それっぽいハウスは見えるのに入口とは逆の裏道に案内されてしまい「到着しました」とナビ終了。きょとんとしながら周辺を回ってどうにかそれっぽいハウスに到着。

駐車場は無かったのですが、数台の車が縦列駐車しており「ここで合ってるのかな?」と店の中の様子を伺いつつ、ちょっと不安になりながらお店に入る。

お店に入ると店員さんらしい方に「こんにちは」と挨拶されたので「こんにちは」とお返しすると「初めてですか?」と尋ねられたので「はい、初めてです」と返す。
すると「この先にハウスと、その先にまたハウスがありまして…、向こうにもハウスがあって、あの階段から2階にも上がれます。」と簡単にお店の説明をしてくれたので、お礼を言って案内されたハウスの方へ。

お店は大きなビニールハウスが繋がり並ぶストロングスタイルで、入り口付近には鉢などの園芸用品が並び、お手入れ中の植物なども置いてある。植物が並んでいる奥のビニールハウスへ行くとテンションが爆上がるのが自分でも分かります。

所狭しとサボテンを中心に多肉植物が育成されており、台風一過でお天気の良い秋の日の日差しの下で汗ばむ暖かいビニールハウスの中で、たくさんの植物が元気にのびのびしています。

売られてはいないだろう地植えされた巨大なサボテンからは無数の子株が出ていたりと、そこいらの園芸店では見られない珍しい景色も見れます。

さらに奥へとビニールハウスは続いていて、どのハウスも目を疑うほどのサボテンと多肉がきれいに並んでおり「植物園か!」と言いたくなるくらい種類も量も豊富。見て回るだけでもサボテン・多肉好きはテンション爆上がりです。

ビニールハウスは更に続いています。こちらの写真は入口となるビニールハウスの2階です。あまり言いたくないですが、どれも驚くほどのお手頃プライスで、私のように何周も歩いてる人も多く、すれ違うたびにカゴの中の植物が増えていってます(笑)

この2階にはコーデックスも並んでおり、ムフフでした。

これだけ数があるので当たり前と言えば当たり前ですが、中には名前も値札もついてない植物もちらほら。気になる植物があったのでお店の方に「これおいくらですか?」と尋ねると丁寧に教えてくれます。

お店の方は本当に丁寧な様子で、深い話がしたい玄人筋のお客さんとは管理の難しいサボテンの管理方法をあれこれアドバイスしていたり、小さい多肉をあれこれ買った親子連れのお客さんには「名前を聞いても忘れちゃう」と言われたらしく、お客さんのスマホで撮った写真に合わせて名前を書いたり、ネームプレートを書いてあげたりと、私がお店にいる間中、終始親切な対応をしていました。

私も管理について相談したく、ほかのお客さんがいないタイミングに購入して話しかけたところ、とても丁寧に、いろいろ分かりやすく教えてくれました(その説はどうもありがとうございました)。

台風一過で10月らしくない暑い日差しの入るビニールハウスで、全身汗だくになってしまいましたが….このままいつまでも居たくなる。そんな最高のお店でした。

カクタス広瀬
〒241-0806 横浜市旭区下川井町1621-4
営業日時:月~土曜日 9:00-17:00(日曜・祝日休み)
https://www.cactus-hirose.co.jp/